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プロフィール

名前:大槻 育宏 (24期生)

卒業年:1993

学部・学科:文学部 心理学科

勤務先:小学館集英社プロダクション

役職:株式会社小学館集英社プロダクション 総務人事部 部長/株式会社ミキハウスアンド小学館プロダクション 取締役

ホームページURL:http://www.shopro.co.jp/

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追大での学びとつながりを活かして

華やかな世界で人生を楽しむ、ビジネスマン。

 

 「学生時代は、とても楽しかったですね」と追大での生活を懐かしむ、大槻さん。「井上京子先生のゼミで、よくアンケートをとってデータ分析をしていた思い出があります。他にはマスコミ研究会で部長をしたり、学友会の文化部の役員もさせてもらったり。お酒もよく飲みました(笑)」。

 マスコミ研究会では、みんなでわいわい楽しく過ごすことも多かったようですが、遊ぶ時は遊んで、やる時はやるというのが、当時の流儀。合宿をしてドラマやテレビCM、広告を、自分たちでテーマを決めて真剣に制作をしていたそう。「年に一度は梅田のホールを借りて、作った作品の上映会を他大学と合同でしていました」

 このメリハリのあるスタイルで大学生活を謳歌していた大槻さんたちのことを、後輩の三原ナミさんは「憧れの時代の先輩でした。とてもクリエイティブな作品を撮られていたし、やる時はしっかりやる方たちだったので、かっこよかったです」と教えてくれました。

 そんな大槻さんはゼミのテーマでもあった青年心理学に興味があり、教育関係の仕事に就きたいと思っていて出会ったのが、小学館集英社プロダクションでした。エデュケーション事業とメディア事業とを展開している会社で、入社後まずはエデュケーション事業で英語教室の担当をしました。「この教室事業で子どもたちとふれ合う時など、心理学科で学んだことが活かされました。その後就いたキャラクタービジネスの仕事では、広告代理店や出版社と仕事をすることが多かったので、マスコミ研究会でかじっていた専門用語などが活かせて役に立ちました」

 長年携わったというキャラクタービジネスの仕事は「漫画やアニメの作品をグッズや広告に活用してもらう仕事を通して、玩具や文具・雑貨メーカーや広告会社の方々、また、海外のエージェントの方とも知り合うことができ、とても貴重な経験になりました。アニメ制作ではアフレコをされていた芸能人の方と飲みに行ったり、温泉に行ったり。担当だった『釣りバカ日誌』の作画者・北見けんいち先生とは、今でも毎年お誕生日会をご一緒させていただくなど仲良くさせていただいています」とのこと。華やかで充実していた様子がうかがえます。

 この後大槻さんは再びエデュケーション事業で、幼児教室の仕事に携わることになりました。「ここで、vol.2LinkAに登場されていたミキハウスの木村力造先輩に、偶然出会ったんですよ。同じ東京在住の追大生ということが分かって意気投合して、いま、一緒に校友会の東京支部を盛りあげようと頑張っているところです。社会へ出ると先輩後輩など人とのつながりはとても大切だと実感するし、そこからつながる人脈が増えていることも感じています。校友会のつながりは、これまで出会うことのなかった大先輩たちとも出会えて刺激を受けたりするので、メンバーを拡げたいですね。学生さんたちも東京で就職したり興味があったら、ぜひ声をかけてほしい。東京の校友会で楽しく盛り上がりたいと思います」と、大学や校友会への想いを語ってくれました。

 現在は総務人事部で活躍している大槻さん。「20年ぶりくらいに大学に来てみると、新校舎も建って立派な大学になったなという印象があります。母校のステータスがあがっていくということは誇りに思うし、逆に我々卒業生ももっとがんばって、追手門の出身ということを誇りに社会で活躍していけるために、もっとがんばらないといけないなと気を引き締める思いです」。やるときはやる、楽しむ時はしっかり楽しむ。そんな大槻さんの周りに、老若男女の追大生が集い、楽しく盛り上がることに期待が高まります。