文学部東洋文化学科 清水 弘美(6期生)
去る7月21日に京都支部総会が開催されました。祇園祭の 喧騒が去り五山送り火までの束の間の一日でしたが、老若男女 関係なく楽しく語らい大いに飲み心底から笑い、本当にすばら しい時間を過ごさせていただきました。
私自身、卒業して四十年近くもなるのですが、今回が初めての 参加でした。クラスメートであった九州支部長の岩崎君から 「ただ酒を飲むだけ」という甘いお誘いがあったからです。 しかし、忘れていた追手門学院を思い出させることとなりまし た。
まず、岡支部長のご挨拶に始まり参加者全員の自己紹介があり ました。遠方より各支部長の参加もあり校友会活動の広がりを 知り、私自身恥じ入る思いでもありました。特にその中でも追手門学院高尾常務理事のお話には校友会に寄せる期待と今後のビジョンを示されたものと思っております。それは、認定こども園の創設により「ゼロ歳児から大学院までの一環教育」を熱く語られておられることでした。
私ども企業人の一員として一番の課題は次世代を担う人材育成です。しかし企業の教育はマナー教育に代表されるように表面的であり実利的なものです。本当は苗木を育てるが如く人間としての基本教育が肝要ではないでしょうか。
今後、追手門学院の目指すところの一貫教育に期待しつつ、私ども企業人もできる限りの応援を送りたいと思っております。