奈良支部のつどいが、6月24日近鉄奈良駅近く「アクティ奈良」で開催されました。
出席者は45名。支部参加者のほかに、校友会役員、そして田上正範特任准教授と現役の学生さん3名も参加されていました。
越智文章理事司会のもと、まず2017年の設立より尽力されている改正大祐支部長の挨拶。続いて生川紳一郎校友会会長の挨拶では、卒業生の活躍と今後学部が増えることで、卒業生も増える。校友会も一層力を入れて行っていく今後の活動についてお話頂きました。この後講演される南都大安寺の副住職さまより差し入れて頂いた「竹供養 癌封じ笹酒夏祭り」の笹酒の説明などもあり、皆さん和気あいあいとした雰囲気で始まりました。
そして、南都 大安寺 副住職 河野裕韶氏 による講演。テーマは「大安寺の365日」。お坊さんの話ということで、もっと難しい感じかと思っていましたが、脱サラしてお坊さんになったという珍しい経歴を持つ副住職が、修行により学んだことや、伝統に甘えず日々新しいことに挑戦していることなど、大変興味深く勉強になる内容でした。
続いて、総会が行われ最後に改正支部長より、気軽に参加できる小さい会を増やしていきたいと今後の活動についての意気込みと閉会の挨拶があり、学院歌斉唱し閉会となりました。
第二部懇親会は「月日亭」で行われました。お酒好きの方が多く、にぎやかで楽しい雰囲気の中、終始フリーで皆さん自由に交流を図られていました。今後、会合に参加しやすくするためのグループLINEを、奈良支部の田中侑希さんが全員の席を回って、わからない方はサポートしながら作成していました。挨拶しながら交換されていたのが印象的で、つながりを広げるためにはとても大切なことだなと感じました。そして最後に改正支部長の挨拶の後、一本締めでお開きとなりました。その後、飲み足りない方、時間の許す方は2次会で楽しい時間を過ごされたと思います。
参加者は、1期生の方から様々な年代の方がおられ、親子で参加されている方、設立より皆勤賞の方など、皆さん支部行事を楽しみにされているのが伝わってきました。「また、ぜひ参加したい」と参加者の方に思ってもらえることは、支部のつどいを開催する真髄だと思います。
終始なごやかなムードで、初めて参加される方もすぐ馴染めて楽しくすごせる、奈良支部はとても親しみやすい支部だと思いました。
三原 ナミ(文学部社会学科 1996年卒)