32期生 文学部 古川 純平
6月9日、鹿児島で行われた追手門アワーと九州支部懇親会に はじめて参加しました。追手門アワーでは学院創設者である高 島鞆之助の歴史について理解を深め、懇親会ではその理解が吹 き飛ぶほどの笑いと関西弁が飛び交う楽しい宴席となりました。
校友会平野会長や各支部長、OB、OGのみなさん方と親睦を深 め、在学中講義を受けていた高尾先生ともお会いでき、本当に 有意義な時間を過ごすことができました。
このような会に参加できたのは、昨年の校友会九州支部との出 会いがあったからです。
少し私の経緯を話しますと、大学卒業後、福岡の国際NGOに参加しカンボジア現地での 駐在員活動や日本で講演活動などしていました。その中で昨年出会ったのが国兼先輩でした。 国兼先輩はすぐに支援活動のひとつである「書き損じハガキ回収プログラム」への協力を申し出て下さり、 あちらこちらへ電話をかけられました。その数日後に参加した九州支部懇親会で岩崎支部長に初めて お会いしましたが、支部長は会ったことのない私のために、ハガキを500枚以上も集めて持って来てくれました。 国兼先輩から電話を受けた後、校長をされていた小学校内や地域で呼びかけ集められたとのことでした。
卒業生それぞれ、追大への愛着というか思い入れは違うのでしょうが、 追大卒業生というバックグラウンドによって、世代の違う先輩後輩がつながり、 新しい世界を作るのだと知りました。 来年のアワーでは、さらに多くの先輩後輩と九州で会えるよう願っています。