11月9日(土) 追手門学院大学校友会「兵庫支部のつどい」を開催しました。今回は、支部長の地元である尼崎めぐりです。参加者は17名。阪神尼崎駅に集合し、一路尼崎城へ。明治6年(1873年)の廃城令後に取り壊された尼崎城が146年の年を経て、その姿が再建されました。これは、ミドリ電化(現在エディオン)の創業者・阿保詮氏が創業の地に恩返ししたい、との思いから10億円以上の私財を寄付して再建されたお城です。
尼崎城は5階建てになっていて、エレベータでまずは5階までいき、わがまちの展望ゾーンで町並みを眺められます。タブレット端末では江戸時代の城下町を眺めることもできます。4階はギャラリーゾーンで城郭作家の萩原一青氏の作品が展示されています。そして3階は「なりきり体験ゾーン」。お姫様や忍者、武士の衣装が体験できます。また2階では、無料で剣術や鉄砲の体験もでき、みんな童心に返り楽しみました。
そして、近くのあましん貯金箱博物館へ。ここでは、欧米や中南米、アジアなど世界62か国の貯金箱が14000点も貯蔵されています。毎月月替わりで、さまざまな貯金箱の展示があり、11月は動物貯金箱展が催されていました。貯金箱を通じて時代の移り変わりを知ることができる貴重な博物館です。嬉しいのは無料にもかかわらず貯金箱をお土産として頂けることです。
貯金箱博物館を出発し、寺町を散策。尼崎とは思えない風情のある街並みを楽しめました。尼崎に住んでいても、初めて知った!という参加者も。
そして寺町の西端にある貴布禰神社へ。この貴布禰神社は京都の貴船神社と御同神で、祈雨・止雨の神いわゆる「水の神様」です。尼崎では総氏神として「きふねさん」の愛称で親しまれています。また夏の大祭ではだんじりが出て、「山合わせ」が行われることでも有名です。そこの宮司である江田さんに尼崎にまつわり様々な話、神主の話・・・15分程度の楽しい講話をしていただきました。
貴布禰神社での記念撮影後、懇親会の会場である中国料理「西安曹家餃子坊」へ。尼崎で有名な三和商店街、中央商店街を散策しながらお店に着きました。
懇親会には21名が参加し、自己紹介や詩吟の披露まで飛び出し、楽しい交流の場となりました。次回は2月15日に神戸・天安閣にて兵庫支部のつどい「総会・講演会・懇親会」を開催します。たくさんの支部会員のご出席をお待ちしています。